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「Bio-Inspired Design~バイオインスパイアード・デザインの手法:自然からイノベーションを着想する。」参加者の声

更新日:2022年4月1日




このプログラムは、講師に亀井潤さんを迎えて2022年3月2日に行われました。亀井さん自身のライフワークである人工エラの研究は、バイオインスパイアードデザインの手法によって進められていると言えます。その方法論の大部分は亀井さんがプロジェクトを進めながら自ら開発したものです。このプログラムでは手法を簡略化して3つの演習にまとめ、参加者に体験いただきました。参加された方の感想コメントを以下よりお読みください。


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プログラム非常に楽しく参加させて頂きました。

クリエイティブな発想を行うためには、先入観を捨てないとならないが、実際捨てるのはなかなか難しい。

バイオインスパイアードデザインの手法では、生物の特徴を人間の常識と比較することで先入観が取り払われるため、クリエイティブなアイデアを発想しやすくなっていると感じました。

また、未来の課題と結びつけるところも今回学んだ手法の特徴だが、未来の課題は、因果関係で考えることで、どんどん発散してゆくことができました。

あまり難しく考えずに頭を柔らかくして想像力を働かせることが大事だと再確認しました。普段の仕事だと頭カチカチです。

亀井先生が辿ってきた経歴が物語っているが、テクノロジーを社会に届けるためにはデザイン、ビジネスの領域に踏み込む、繋げてゆく必要がある。このバイオインスパイアードデザインの手法は、少なくともテクノロジーとデザインと結びつけるための手法の参考となると思いました。





(川上将弘さん、デザイナー、村田機械株式会社)

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プログラムへの参加は、貴重な経験となりました。

感想としましては、多くの参加者が、自然から得えたヒントをもとにビジネスへの展開やサステイナブルな社会の構築を目指されていることがよく分かりました。我々の周りでは、自然に興味があってもビジネスやデザイン等に関心がない人が多いので、両者をうまく結びつけることができればと感じました。


また、個人的には海外の生物ではなく、身近な生活圏にすむ生物に着目して、生物カードを作成してもらうことで、日ごろから自然を見る目を磨かれるのではないかと思いました。

(佐久間元成さん、主任研究員、公益財団法人日本生態系協会)


<プログラム概要>


プログラムタイトル:Bio-Inspired Design~バイオインスパイアード・デザインの手法:自然からイノベーションを着想する。

講師:亀井潤(バイオミメティクスデザイナー、マテリアルサイエンティスト、Amphibio LTD CEO)

開催日時:2022年3月2日18:00-21:00

形式:オンライン

内容:こちらをご覧ください。

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