このプログラムは、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのサービスデザインヘッドとして活躍するClive Grinyer教授により行われました。公共政策、小売り、ヘルスケア、金融、ワーク・ライフバランスといったテーマを軸に、3セッションにわたってサービスデザインの基本と極意を学びました。以下、参加者のコメントをいただいておりますので、どうぞお読みください。
- -
昨年に行われたショートプログラムの際にも参加しました。
その時から漠然とサービスデザインという分野に興味を持ち始めました。現在の会社ではまさにサービスを担当する部署で働いています。
その中でも、最も苦労しているのがサービスの全体像を捉えるということです。ツールや方法などは本で知ることができるのですがそれを実際に応用するとなるとかなり難しく、業務上ではあまり活かせていないなと感じていました。
私たちのチームに出たお題は未来の金融サービス。出た瞬間に、自分の専門とかけ離れているので最後まできちんとやり通せるか不安でした。
しかし最後には、まとまりの取れたものが出来上がり、学びを実感できました。
最も印象に残ったのは、チーム全体を盛り上げ、プロジェクトに関わる人たちを巻き込んで作っていく。その雰囲気を作り上げるのもサービスデザイナーの役割の一つだ、とクライヴさんがおっしゃったことです。
クラシックなデザイナーのイメージだと孤高の職人のようですが、今後はそういったデザイナー像自体も変わっていくのだろうと感じました。
今後はこの学びを、実業務に活かし、作り上げたサービスでたくさんの人に『WOW!!』を届けたいと思います。
高山壮さん
デザイナー
株式会社Xenoma
<プログラム概要>
プログラムタイトル:Designing the Wow! Service Design Intensive Course
~RCAサービスデザインのトップが導くカスタマーエクスペリエンスのイノベーション
講師:Clive Grinyer(ロイヤル・カレッジ・オブ・アート サービスデザイン ヘッド、デザインコンサルタント)
開催日時:2022年9月14日、15日、21日、18:00-21:30
形式:オンライン
内容:こちらをご覧ください。
Comments