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「UXの方程式 - 体験と未来のインターフェースをめぐる考察・実践」参加者の声



このワークショップは講師のRonel Morが発見・提唱している「UXの方程式」を使って、私たちが製品やサービスを体験する際に影響を与えるファクターを直感的に理解することを目的としています。この方程式は、「体験」のクオリティを評価・予測するレンズとして機能し、これを使うことによって、デザイナーだけではなく、エンジニアやビジネスパーソンにとっても、UXデザインが可能になります。

演習では様々な分野のインターフェースを発想し、ユーザーエクスペリエンスへの理解を深めるために、与えられた課題に対して、新たなインターフェイスや体験を提案することに挑戦しました。

現在多くの人が注目している生成系AIについても、UXの観点から考察を行いました。以下参加された方からコメントをいただきましたので、ぜひお読みください。


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モノづくり、コトづくりの畑からの参加者に混じって、ヒトづくり(教育)の畑から参加させていただきました。今回のテーマであるUXの方程式は、“つくる”という部分において、対象となる人々に有意義な体験を促し新たな価値を提供するという点で、多くの分野からの参加者とも共有できる学びでした。そして、その方程式を適用したプロダクトを創造することは、普段の暮らしを具体的にイメージし、何が問題で、解決するためにどんなことを提案できるかについて多角的な視点から議論が必要であることを学びました。このような知識や発想の生み出し方は、日々同じ畑の中での議論では、気づきを得られない学びでありとても新鮮でした。


グループワークでは、まだ見ぬ近未来のUXについて、多角的な視点からメンバーで意見を出し合い、グループ間で楽しくアイデアを競いました。私たちのグループは残念ながら景品を逃しましたが、グループ内でのディスカッションや他のグループの素敵なアイデア、講師陣からの有用な講評から、今回のテーマについてより理解が深められたと思います。

また、今回のビジュアル教材を使った講義やmiroを用いたグループワークの手法は、学習する側としての立場の好奇心をくすぐり、引き込まれ、圧倒されました。受講後の懇親会では、講師のRonel先生が、「イスラエルでは、つまらない授業をすると学生は席を立ってしまう」といった通り、教育する側としても洗練された教育方法についても多いに刺激を受けました。普段はアナログ教材に妥協している部分も否めず、魅力的な教材の開発にもモチベーションが増したところです。さらには、参加者との協働で生まれた関係性から産学連携も視野に入れた将来像も描くことが出来ました。

 

DLX DESIGN ACADEMYには、多様な興味深い講座が実施されていますが、今回初めて受講しました。今後も関心のあるテーマがあれば参加させて頂きたいと思っております。

 

大学教員 M.O.


<プログラム概要>


プログラムタイトル:UXの方程式 - 体験と未来のインターフェースをめぐる考察・実践


講師:Ronel Mor(デザイナー、教育者、アントレプレナー、Bezalel Academy of Arts and Design Jerusalem)


開催日時:2023年6月9日、16日 13:30-17:00


形式:会場実施(ARCH)


内容:こちらをご覧ください。



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