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Material Experience Design Workshop: デジタルに実体質感を与え、新たなインタラクションを創出する

更新日:2022年9月6日



【開催日:2022年9月29日】西陣織の伝統工芸技法に先端テクノロジーを組み合わせた、環境情報を色や硬さの変化によって表現する織物、瞬時に立体が造形できるファブリケーション技術、空気で膨らむパーソナルモビリティのための柔らかい操縦インタフェース。

人とモノとの未来のインタラクションを想像させるこれらの刺激的なプロジェクトを先導しているのが、インタラクティブメディア研究者・アーティストの筧康明さん(Yasuaki Kakehi, Ph.D. 東京大学 大学院情報学環 教授)です。筧先生は、素材特性とデジタル技術を掛け合わせ、五感を刺激するインタラクティブメディアの開発において目覚ましい活躍を続け、新たなメディアアート表現を多数発表して、国内外で注目を集めています。


Human Computer Interactionの領域では、コンピュータや素材(マテリアル)の特性を通して、物体の姿・かたち・触り心地・大きさなどを動的に制御し、インタラクションへと適用するフィジカルインタフェースの研究が盛んです。また、デジタルファブリケーション(デジタルものづくり)をはじめとする多くの造形・加工技術の発展は、デジタルデータ/機材を介して私たちがものを創り出す術を拡張しています。本ワークショップでは、ディスプレイ、ものづくり、ロボティクス、空間、コミュニケーション、エンタテインメントなど多くの領域へと接続される可能性のあるこれらの技術やデザインアプローチについて扱います。


具体的には、このような物質の動的な変化を介したインタラクションについて基礎的/先端的事例を学ぶとともに、身の回りの素材から考えるフィジカルインターフェースや応用探索など実践的な取り組みを通して、その可能性について考えます。演習では、具体的なプロダクトのアイディエーションに挑戦していただきます。


デザイナー、エンジニア、商品企画、広告などで、メディアやインターフェース、インタラクションの分野に関わる・関心のある方、五感に訴求する表現など新しい体験を模索している方などにお薦めです。


<プログラムの日時>

2022年9月29日(木) 18:00〜21:00


<形式>

オンライン(Zoom)※参加者に接続方法をご連絡します。


<構成>レクチャー、演習(ワークショップ)


<言語>日本語


<講師>

筧 康明(かけひ・やすあき)


インタラクティブメディア研究者、アーティスト。 東京大学大学院情報学環教授。博士(学際情報学)。 物理素材特性を活かすインタラクティブメディアの工学的研究を軸 に、メディアアート作品やプロダクトデザインへと展開する。 科学・工学領域では主にHCI分野での論文・ 国際会議発表を展開し、 科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞、CHI2017 Best Paper Awardなど受賞。アート・デザイン領域では、Ars Electronica等のフェスティバルや美術館・ ギャラリーなどでの作品展示を多数実施し、STARPrize 2022 Honorary Mention、 第23回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞、グッドデザイン Best100など受賞。 企業との協働プロジェクトも多数展開する。


<使用ツール>

※使い方は事前にご案内します。


<事前課題>

【フィジカルディスプレイへの応用を想定した身近な物理素材・ 現象の探索】

身の回りの物理素材や現象から、5段階以上の輝度(階調) 変化を表せるものを見つけ、 各階調を表す状態の写真(1階調につき1枚)を撮影してください(例: 5枚のパンの焼き色を変えて明暗を表現。コーヒーにミルクを入れ、量を変えながら、液面の色で明暗を表現順に撮影。錆具合の異なる硬貨を探して明暗を表現、など)。このほか、動的に輝度を制御可能な機構や現象に着目するなど、将来的にディスプレイ応用が可能そうな意欲的な挑戦も歓迎します。

撮影した画像群は9月27日(火)までに提出してください(画像の提出先などの詳細や、課題のヒントなども申込後にご連絡します)。


<参加人数>

20名程度を想定 ※原則先着順でお受けいたします。


<参加条件>

どなたでもご参加いただけます。デザイナー、エンジニア、商品企画、広告などで、メディアやインターフェース、インタラクションの分野に関わる・関心のある方、五感に訴求する表現など新しい体験を模索している方などにお薦めです。

学生の方もご参加可能です。(年齢21歳以上の方に限らせていただきます。)


<参加費>

1名様 33,000円(30,000円+消費税)

<お支払い方法>

クレジットカードによるお支払い、または銀行振込(※法人様への請求書発行も可能です。詳細はお申し込み後ご案内いたします。)

<お申込み方法>

●クレジットカードによるお支払い、個人による銀行振込などをご希望の方

以下のリンクよりお申込みください。(Peatixサイトに移動します。)


●請求書による銀行振込をご希望の方(法人によるお支払い)

以下のお申込みフォームよりお申込みをお願いいたします。

<お申込み>


皆様のご参加をお待ちしています!


<備考>

該当するお申し込みフォームより必要事項を入力の上、ご応募ください。後日、事務局より適宜ご連絡いたします。

ご応募の前に、Terms and Conditions(規約)Privacy Policy (個人情報の取り扱いについて)をよくお読みください。

受講料のお支払いを持って、登録完了となります。


参加者の皆様には事務局よりメールにて事前にご連絡します。BCCによる一斉配信でご連絡する場合もあります。ご連絡が届かない場合は、スパムフォルダのご確認をお願いいたします。


参加者数が一定数に満たない場合、実施を取り止めることがあります。その際はお申込み者に速やかにご連絡の上返金いたします。


<ポッドキャスト>

筧康明先生へのインタビューがポッドキャストで聞けます。


・・・


特典について


●オンラインショートプログラム(OSP)に7回参加した方は8回目のご参加が無料ご招待となります!

※ご参加が7回目となった時点でお知らせいたします。

※1回目のご参加から2年間でリセットされます。


●DLX DESIGN ACADEMY Clubメンバーの方は参加費の割引(15%)があります。Clubメンバーの皆様には割引コード(Peatixに使用)をご案内しています。銀行振込ご希望の場合、ご登録の際に、Clubメンバーにチェックをお願いします。

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